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歯周病の本質とは。。歯のヨゴレはとるな!?歯周病のメカニズム・炎症の指標 [歯周病]

我々ペリオドンティストの対象は細菌と免疫応答です。
「歯のヨゴレ」とは戦っていません!!
まず、写真やレントゲン、口の中の状態を患者さんと一緒に確認しながら
歯周病のメカニズムについてお話しします。
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歯周病成立のメカニズム

1、「口の中に歯周病を起こす細菌がいること」

2、「歯周病を起こす菌と体を守る細胞が戦う結果(免疫反応の結果)、歯周組織に破壊が起こること」


歯周病発症のメカニズムはこちら
名称未設定6.001.jpeg
したがって、患者さんい全身疾患があると免疫応答に問題が生じ、歯周病が進行しやすくなること。
periodontosis01.pngeffect_10.png
つまり
昨今、歯周病と全身疾患の関係が明らかになってきました。
また歯周病学会では医科歯科連携をより推進するために
歯周炎を一つの塊として評価する指標を
「感染」「炎症」「機能」という三つの視点から検討しているようです。

炎症の程度を反映し、医科歯科連携取れるようにした指標が発表された
PISA(1)歯周炎症表面積;periodontal inflamed surface area(PISA)
・・・歯周組織の検査結果から炎症の程度を 定量化した指標であり、歯周病を一臓器の慢性炎症 巣として客観的に捉えることができる注目すべき指 標である

PISA は、歯周病学会歯周病専門医申請書の様 式 8(図 1)に記載されている歯周ポケット深さ(probing pocket depth:PPD)とプロービング時の出血(bleeding on probing:BOP)から算出したもので、 PPD は 6 点法で行い、1 歯単位の BOP 陽性数を反映 させることによって、1 口腔単位の炎症表面積を求めたものである。

全身と歯周病の両者の根底には「炎症」があり、歯周病の病名が解明されるにつれ、炎症を見直そうという考えが広まってきた。現在、「炎症」が歯周組織を破壊し、また全身にも影響を及ぼす本質であること。
このように昨今の歯周治療のゴールの概念は
歯周ポケットをなくすことではなく、炎症の臨床的指標であるBOP(プローブ時出血)をなくすことに考え方が変わってきた。

perio002.png

足立区竹ノ塚 ソアビル歯科医院https://www.soar-dc.com
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ピストン

やはり歯周病は全身疾患の原因になるのですね。

あと歯ブラシだけではキレイにならないので、フロス等の使用も大事ですね。
「フロス or ダイ」ですね。

by ピストン (2019-06-16 12:09) 

toramaru

ピストンさん
コメントありがとうございます!
初コメント嬉しいです。

炎症反応と免疫応答が歯周病の本来の姿です。
現在、全身状態との関連がものすごく取りざたされています。ほとんどの患者さんの歯間部にはプラークが残存しており、歯周病予防にみならず虫歯予防にもフロスは最適です!!
by toramaru (2019-06-16 12:39) 

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